伊藤忠ロジスティクス株式会社 様

Concrete CMSでコーポレートサイトをフルリニューアル

物流会社の概念に捉われない、マルチ機能集団という独自の事業概念をアピール!

波状の白背景に青いITOCHUロゴと『伊藤忠ロジスティクス株式会社』の文字が中央に配置されたイメージ

コンペティションによるご提案時から本プロジェクトを牽引いただいたご担当者様にインタビューさせていただきました。複数の業者様の中から弊社にご発注頂いた経緯やConcrete CMS導入後の変化・社内の評判について詳しくお伺いしました。


目的と課題

以前のコーポレイトサイトは、物流会社というイメージが強く、「マルチ機能集団」という独自の事業形態をアピール出来ていませんでした。
そのイメージを刷新し、ステークホルダーに対し、会社の事業を的確に理解して頂く。さらに、スムーズに見込み客を営業側に引き渡すツールとしてコーポレートサイトを機能させる。また、ニュース等頻繁に更新されるコンテンツは自社で運用したい。これらの目的やニーズを実現するため、サイトのフルリニューアルを検討されていました。

ご提案内容

お客様のサイトリニューアルの目的やニーズを実現するため、

  1. 独自の事業をわかりやすくアピールできる、UI/UX及びコンテンツ制作。
  2. コーポレートサイトから受注に結び付けるための、デジタルマーケティング施策。
  3. お客様が容易にサイトの、更新作業を行えるCMSの導入。

これらのポイントを踏まえてIAに基づくデザイン、動画コンテンツ、直感的にサイト運営が行えるConcrete CMS、MAツールの導入等様々な観点からご提案させて頂きました。

Q.リニューアルを行う動機や目的をお話ください。

現行サイトは10年前に作成したもので、見た目やコンテンツ等がかなり古いのでサイトの全面リニューアルを行うことになりました。また、サイトの更新作業を内製化することでタイムリーなサイトの更新ができるようになることも目的でした。

Q.リニューアルを行うにあたっての条件は何でしたか?

当社のサイトを自社で編集作業が行えるようにすること、期限内に終わらせること(納期厳守)、当社の機能やサービスが十分に紹介できるサイト構成にすること、サイト閲覧者の情報が取得できて分析できること等、複数の条件がありました。

Q.経営企画部が担当することになった経緯は何ですか?

従来は情報システム部が担当するのですが、今回はコンテンツを刷新するため経営陣からの指示により経営企画部が担当することになりました。経営企画部は広報の役割も担っており、会社全体の把握が出来る組織ですので。

伊藤忠ロジスティクスのオフィスでインタビューを受けている女性社員の手元

Q.業者をイー・サポートに選定された理由は何ですか?

今回、経営企画部が主体となり、既存の業者を含め5社から選定させていただきました。その中で、イー・サポートさんに決定した理由は、当社の意向や条件を理解した上で適切な提案をしてくれた点、提案されたConcrete CMSが自社の運用に適していると感じた点です。

Q.リニューアルで苦労されたことは何ですか?

全社のサービスを一から取りまとめするのが大変でした。コンテンツ作成のため、撮影や原稿作成などやるべきことが多かったことも苦労しました。ただ、イー・サポートさんが進行スケジュールをコントロールしてくれたので、それに沿って進めれば大丈夫だという安心感はありましたね。

伊藤忠ロジスティクスのオフィスでインタビューを受けている女性社員の手元

Q.リニューアル後の社内の評判はいかがですか?

デザインが刷新されサイト自体が明るくなったという声をよく聞きます。
営業部門では、当社のサービスをお客様へ紹介する際に「新しいサイトを見てください」とアナウンスしたり、広告を出す際にもURLをつけて当社のサービスを見てもらえるような内容にしたので、営業ツールとしても使ってもらっていると思います。また海外のお客様が来社された際に、サイトの動画をお見せすることで言葉では表現しづらい、スケール感などをうまく表せていると思います。さらに、人事部からもリニューアル後のサイトの方がより学生の皆様の印象に残ると言ってくれています。

ちなみに先日公開したUSサイトはリニューアル後のサイトを見た米国担当者から「USサイトもリニューアルしたい」と要望が挙がったため、イー・サポートさんに相談させてもらったんですよ。

Q.Concrete CMSでのサイト運用はいかがですか?

担当者に聞くと、まだすべての機能を理解できているわけではないので、更新できる箇所は限られていますが、自身で更新できない箇所もイー・サポートさんがタイムリーに対応してくれるので大変助かっています。またConcrete CMSは直感的で操作しやすく、表示のイメージがつきやすい、というより入力した内容がそのまま表示されるので、更新が精神的に楽になったし、更新の工程も楽になったとのことです。また、編集履歴が残るので、万一間違えて入力しても元の状態に戻しやすいので安心です。

以前はWordPressを使っていてその時は自分たちで文字サイズやフォントを細かく設定できるのですが、そのせいでに操作が煩雑になっていました。Concrete CMSだと細かい設定を行わなくても、この箇所はこの文字サイズ、この箇所はこのレイアウトと予めデザインテンプレートで決められているので、いちいち設定をしなくても良いのが大変助かっています。

Q.今回デジタルマーケティングの一貫としてWEBでのキーワード広告を運用されてますが、その効果はいかがですか?

明らかに問い合わせ件数が増えています。また、問い合わせの内容も、当社が期待するちゃんとした問い合わせが増えてきているという印象があります。

伊藤忠ロジスティクスのオフィスでインタビューを受けている女性社員の手元

Q.今後のホームページの展開に何をお考えですか?

そうですね。今よりもさらにユーザーに見やすく、サイトの内容がわかりやすくなるように、随時改修していきたいと考えています。できるだけ記事コンテンツも更新していきたいですね。更新頻度が低いと、営業ツールとしての使い勝手も悪くなると思うので、今後はさらに力を入れていきます!他にも「よくあるご質問」の内容を充実させたり、「物流用語集」みたいな新コンテンツを掲載できればと考えています!

Q.最後に、今回のリニューアルプロジェクトを担当されてどうでしたか?

このプロジェクトは非常に良い経験になりました。まず、Webに関する仕事について学ぶことができた点が大きかったです。さらに、私は経営企画部として全社的な業務内容を理解しているつもりでしたが、社内サービスを確認する作業や事例記事の取りまとめなどを通じて、より深く自分の会社を理解することができました。

最後に...

今回のサイトリニューアルは、お客様と密なコミュニケーションが取れた為、滞りなく進めることができました。この成功の背景には、弊社の技術力やConcrete CMSの機能だけではなく、お客様が積極的にご協力くださったことが大きな要因です。お客様の営業部門や各部署の方々が、古いサイトでは今の時代に合わないと危機感を持ち、積極的にウェブサイトを活用する必要性を感じていたためです。
そのため、否定的な意見は一切なく、このプロジェクトによって何かが大きく改善されることがお客様の社内全体で感じられました。さらに、ご担当者様の最後の言葉にあるように、このようなコーポレートサイトリニューアルにおいて経営陣が望んでいるインナーブランディングも実現できたことは大きな成果だと思います。今後も様々な展開が予定されているようですので、弊社も全力でサポートさせていただきます。

取材:株式会社イー・サポート 青木 隼人


当社の事例紹介

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